最新投稿

単純労働外国人労働者の受入れ議論本格化へ

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

先日記事を書いた外国人労働者の受入れについての件で、正式な実施に向けてに表明がありました。

<日本経済新聞:2018年6月6日>
外国人就労拡大、首相が表明 建設・農業・介護など

新しい在留資格を作って受け入れる外国人労働者には2通りの方法があるようです
①5年の技能実習を修了した人
②新たに導入する試験に合格(N4程度の日本語能力)

詳細はこれから詰めていくと思われますのでわかる範囲での事ですが、技能実習3号(5年)修了の場合は①に該当するわけですが、日本語を頑張って勉強すれば2号(3年)で終えて②の方法を取る人もいるかもしれませんね。

また、日本語学科等の卒業生であればN4程度は相当多くの人が該当すると思いますので、あとは本人が単純労働で良く、日本滞在経験に重きを置く。このような人は日本で働く事を目指す人は一定数いそうです。高等教育機関にて日本語を学んだ人はN2に合格し、翻訳や通訳に従事してもいた、というのが私の考えです。しかし、それが難しい場合今までは国内の日系企業に就職するしかありませんでした。新制度ができれば、日本で働く違う方法ができるわけですので、そういう意味では彼らにとっても良い制度と言えるでしょう。

一方、日本目線で考えると、日本語能力がそれなりにあり、かつ大学等で日本文化や習慣を学び、日本が好きで日本語を勉強している人が来てくれるというのは技能実習生よりも受け入れやすいというのは確実にあります。インドネシアで出会った日本語学習者は元々日本の漫画やアニメが好きでというきっかけで勉強を始めた人が多いですが、アルファベット言語の人達からすると日本語はかなり難しい言語です。それでも頑張って勉強してくれるのは、何よりも「好き」という気持ちがモチベーションになっています。

日本で滞在する外国人が増えて助かる面もある一方、彼らのサポートという面では非常に心配の面があります。N4程度で来たとしても日本での生活についての教育の機会や、生活時のフォローがないといろいろなトラブルが発生する事が想定されます。

ただ日本が困っているので受入れを増やそう、だけではなく、しっかり国として、自治体としてどのようにサポートをするのかどうかについても、しっかり議論をした上で制度を定めていただきたいと思います。

関連記事