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技能実習生の労働災害防止

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私は東京都の住所で事務所登録をしているため、東京都社会保険労務士会に所属しています。東京都社会保険労務士会のウェブサイトで登録するとメールマガジンが届き、新しい情報や周知事項が届きとても便利です。今回は本日のメールで技能実習に関する内容がありましたので、ご紹介したいと思います。

技能実習生の労働災害を防止しましょう

平成28年の全体の休業4日以上死傷者数は2,211人で、そのうち技能実習生が496人ですからだいたい4人に1人は技能実習生だったと言えます。全体の労働者に対する技能実習生の割合から見れば、これは相当高いのではないでしょうか。

そして、この人数の約半数が就労開始後1年未満で発生した労災事故だそうですから、まだ仕事に慣れていない段階で事故が多く発生しているのがわかります。今年4月には2人が事故により亡くなったとの事です。

技能実習生を受け入れている仕事は重労働であったり、大きな機械を使ってする仕事も存在します。あるいは漁業は自然を相手にする仕事で海に落ちる事があれば即、命にかかわります。言葉が上手でないとコミュニケーションが取れない、仕事をきちんと理解できていない可能性もありますし、現場によっては少人数でいつでも質問できる環境でないかもしれません。

日本で技能を習得する為に彼らは仕事をしていまが、給料をもらうわけですから稼ぎにきてもいるわけです。労働力人口が減少しており、不人気な仕事程今後さらに技能実習生の受入れは進んでいくと思われます。

海外から来てくれる若者が日本で命を落としてしまう、重大な事故にあって将来を棒に振る、そのような事は無くしていかなければなりません。明るい将来を描いて帰国して欲しいものです。

その為にも労働基準監督署、入国管理局、そして新しく設立された外国人技能実習機構といった国の機関が音頭をとってしっかり対応していって欲しいと思います。末端の現場では、社会保険労務士としてこのような事故が起こらない労働環境づくりのお力になれるよう頑張ってまいります。

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