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学校訪問⑥:バンドゥン(日本語)

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昨日無事日本に帰国しました。今回は滞在時に最後に訪問した大学のご紹介です。

この大学は日本語教育学科の為、学生は日本語だけではなく、教育方法についても授業で教わります。その為、卒業後は日本語を使った仕事をするだけでなく、先生になって日本語を教える立場になる人も多くいます。

先生にお会いし出てくる言葉は「情報」についてです。今回複数の学校に訪問し感じた事は「情報不足」の一言に尽きます。

バンドゥンは大きな都市で学生も多いため、日本語に関心がある学生に対する日本側からのアプローチがそれなりにあります。

その中で大学や学生も日本との関係が少しずつ形成される中で、実際に取組みが始まり初めて身を持って知ったという事が結構あるのではないでしょうか。結果として、もっと知るべき事があるという認識が広がっていると思われます。これは恐らく日本側も同様でしょう。

この大学の卒業生で、日本で通訳の仕事をしている友人に以前会って話を聞いた事があります。彼女は凄く日本語が堪能で、今も日本の会社で活躍していますが、日本に来るきっかけとなった最初の会社の労働環境が、日本人にとってもあり得ないくらいブラックな環境でした。

休みは基本日曜日のみ、社宅はあるものの通勤に1時間半ほどかかり、仕事も毎日終電近く。そしてもちろん残業代がでるはずもなく…というような環境だったそうです。日本人でも働いていたら嫌になるでしょう。給料も外国人だからと低く抑えられていたようです。

日本に行って働きたい人は多いものの、それを逆手にとってビジネスを拡大しようとしている人が残念ながら存在します。ちなみにその経営者は外国人だったそうで、日本だからと言って必ずしも日本人がそのような会社を経営しているかわかりません。

先生も何か日本で働くチャンスがあれば、良かれと思って学生に紹介するでしょうし、それ自体はもちろん悪い事ではありません。しかし、実際に日本ではどのような環境で働くのか契約書を見ても良く分からないでしょうし、日本に行ってしまってからフォローしてあげる事は非常に困難です。

私はインドネシアとかかわりがあり、日本では社会保険労務士として活動しています。労使が円満で双方にとって良い職場環境をつくり、日本で働いてくれるインドネシアの人達の為にも、まだまだやるべき事がたくさんあるのを知るインドネシア滞在でした。

次回訪問時には大学にさらにご提案できるよう準備をしたいと思います。

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