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インドネシア生活で便利なアプリ、GO-JEK

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1月11日の昨日、約3週間ぶりに日本に帰国しました。約20℃低い気温の生活はやはり辛いです…。さて、今回のインドネシア訪問も充実したものになりましたが、その中で特に役に立ったものをご紹介したいと思います。それはGO-JEKというサービスです。

<GO-JEK>
https://www.go-jek.com/

GO-JEKのサービスを一言で表現するのは難しいのですが、共通しているのは「移動」です。わかりづらいと思うので、下のメニュー画面のキャプチャ画像をご覧ください。

画像が小さくて申し訳ないですが、車とか、買い物カートとか、フォークとナイフとかの形が見えると思います。大きい画像で見たい方はお手数ですがリンク先をご覧ください。

例えば買い物カートのサービスを利用すれば、欲しいものを買ってきてくれ(GO-MART)、フォークとナイフのサービスを利用すれば食べたい物を届けてくれます(GO-FOOD)。これらのサービスも便利だと思いますが、私が滞在中に一番利用したサービス。それは一番左上にあるバイクのサービス(GO-RIDE)です。

これはどのようなサービスかと言うと、自分がいる場所から行きたい場所までバイクに乗せて連れていってくれるサービスです(現在の範囲は最大25km)。その右隣にある車のサービス(GO-RIDE)も同様で、複数人での移動や荷物が多い時に利用すると便利です。

今回訪問したインドネシアの年は、ジャカルタ、バンドゥン、ジョグジャカルタ、バリの4都市でしたが、この4都市すべてでGO-JEKは利用可能でした。大都市を中心に利用できるエリアが広がっているようです。

<GO-RIDEの使い方>
①アプリを立ち上げる

アプリを立ち上げると近くにライダーがいるかどうかがわかります。そして出発地と目的地を入力します。画像ではライダーがわらわらとたくさんいますので、すぐに来てもらえそうなのがわかります。少し郊外だと近くにいないため、到着に数分かかる事もあります。

②出発地から目的地を確認

出発地と目的地を入力するとルートが青く表示されるとともに、移動距離と料金が表示されます。

③ライダーの到着を待つ
内容に問題なく料金もOKであれば「ORDER GO-RIDE」をタップ。すると、近くのライダーを探す画面に切り替わります。早ければ10秒程度でライダーが見つかり、その位置と名前が表示されます。この時、反応に時間がかかってもそのまま待つようにしてください。初めて利用した際良く分からなかったため何度も試してしまい、3人のライダーを呼んでしまいました。その場合はキャンセルが必要となります。

④担当ライダーのバイクに乗る
場所が良く分からない、迎えに行くために現在地から移動する必要があるような場合、ライダーから連絡がある事もありますが、何もなく来る事もありますので、その状況次第です。到着したら念の為目的地を確認し出発。下の写真はジャカルタでGO-RIDEを利用した際のものです。前にも利用者がいるのがわかりますね。

④目的地で支払い
目的地に到着したらオーダー時に表示されていた料金を支払います。基本的に私のように一時的に滞在する人は現金で支払いますが、GO-PAYという支払方法を使うとプロモーションによる割引もあるそうなので、その方がもっと安く利用が可能です。

⑤ライダーの評価
目的地に到着した後、最終的にアプリはライダーの評価画面に切り替わります。ここでは利用時のライダーのサービスについて★5段階で評価します。

これがGO-RIDE利用の一連の流れです。

今回滞在中におそらく10回程利用したと思いますが、感じた事を列挙してみます。
○公共交通機関を利用しなくなる
今まではアンコットやバス、ジャカルタではトランスジャカルタや電車を利用する事が多かったです。しかし、GO-RIDEは今いる場所から、行きたい場所まで1歩も歩く必要がありません。アンコットは知らない土地で利用するのは難しく、またトランスジャカルタと電車は南北の移動には便利ですが東西の移動ができず、主にタクシーを利用していましたので特にジャカルタで重宝するサービスでした。

○移動コストが下がる
基本的にタクシーを利用していた場合ですが、料金設定自体も安いですし、渋滞に巻き込まれないので移動コストがかなり下がりました。特にジャカルタとバリです。ジャカルタは渋滞、バリは交通機関がほとんどないのでタクシーに乗らざるを得ませんでした。バリ到着時、デンパサールまで最初はタクシーを利用しましたが約1,500円、高すぎて驚きました。しかし、帰りは同じ場所からGO-RIDEで約250円。もうGO-RIDEが手放せません。

○いろいろな意味の安心感
何よりも安心なのはやはり料金です。GO-RIDEのサービス以前から「ojek」と言われる同様のサービスはありますが、料金設定が不明確で到着後に高くされる事もあり、特に外国人にとってありがたくないものでした。また、最終的にライダーの評価をしますので、評価が良くなるようライダーが違う場所に着いたのにここだと言い張ったり、危険な運転をしたりという可能性もかなり低くなります。

○多少でもインドネシア語ができると利便性向上
現地語ができれば現地生活自体も充実しますが、GO-RIDEの利用に当たっては英語ができるライダー出ない限り多少はインドネシア語が求められます。しかし、全然できなくてもGPSを利用したサービスなので何とかなります。ホテルの前とか確実かつわかりやすい場所に待機しておく事で、言葉ができなくても利用しやすくなるでしょう。

○利用エリアが限られている
たまたま今回訪問した都市にはありましたが、田舎に行けば行くほどないでしょう。また空港等のエリアでは営業の制限があるようで仲間で入れず手前で降ろされる事になります。呼べる場所なのか初めて行く場所はわかりませんし、その場合インドネシア語で電話やSMSで説明されるため語学力が無い場合は利用が難しくなります。

○安価で豊富な労働人口とバイクでの移動がメインのインドネシアならではのサービス
今後少子高齢化を日本に確実に必要とされるサービスですが、労働者が減り、賃金が高い日本ではなかなか同様のサービスの展開をするのは難しいでしょう。しかし、若い労働者があふれ、多くの人がバイクに乗っているインドネシアだからこそこれほどまでに利便性の高いサービスになっているのではないでしょうか。

○空き時間をお金に換える生産性の高い就業機会の提供
以前からあった「ojek」。街を見ると暇そうに時間つぶしをしていたり、しゃべっていたり、チェスで遊んでいたり。このようなドライバーを良く見かけました。彼らもそうしたくしてしたかったわけではないでしょう。しかし、スマートフォンと通信技術の発展が彼らが無駄にしていた時間、移動に時間がかかり不便と感じた人達をマッチングし、双方にとってありがたいものが作られました。上述のようにどこの国でもできるサービスではありませんが、IT技術が新たなビジネス、経済を作り出しているのは事実です。

GO-JEK以外にもトランスジャカルタの停留所にテレビが設置され、到着するバスの時間や路線が表示されているようになったり、1年行かない間にだいぶ便利になったような感じがしました。

もちろん良い面ばかりではなく、新たなサービスの台頭により損害を被る業界あるいは、良いサービスと思っていたものの質が低下していくことも考えられます。そういう事を肌で感じるためにも、もっと定期的にインドネシアに行く必要性も感じたインドネシア滞在でした。

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