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地域での外国人介護人材育成

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いろいろと情報を調べていたところ、とても興味深い記事を見つけました。

<福祉新聞:2016年5月20日>
定住外国人に日本語教室 社会福祉法人などが地域で介護人材育てる

少子高齢化が加速し、介護の担い手が圧倒的に不足する事は避けられない状況となっており、政府も技能実習制度に「介護」を追加する事を検討しております。

この記事では「すみだ日本語教育支援の会」という団体が、「介護の仕事をしている、または関心のある定住外国人向けに日本語教室」を実施している事を紹介しています。

取材時は複数の国籍の11名が参加し、日本語教師2名と助手のボランティアの3名が、介護福祉士国家試験の事例問題を参考にした教材を使って日本語を教えたようです。参加者は日本語を話せるので生活には困らないものの、介護の仕事では読み書きができず、嘘をついて真面目に仕事をしない人と思われているのを気にしているようです。日本語も既に上手で、更に仕事に対する姿勢も非常に素晴らしいですね。

この活動は社会福祉法人賛育会の「特別養護老人ホームたちばなホーム」で外国人を雇用したことがきっかけでスタートしたそうで、その後教授や高齢者ボランティア団体が参加する事で活動が広がり、さらには都と区から合計200万円の補助を受け、受講は無料で実施できているとの事。

外国人の方の中には語学力の問題だけではなく、きっかけが無く地域住民と交流できないというケースも少なくないのではないでしょうか。今後「地域包括ケア」が求められていく中で、介護事業者で働く労働者という存在だけではなく、いち地域住民としても貴重な存在になってきます。地域メンバーの一員である外国人の方の力を借りていくためにも、この住民が連携した「すみだモデル」は非常に参考になるものなのではないでしょうか。

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