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「すかSUKI」スピーチコンテスト優勝者日本招待ツアー(5日目①)

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帰国前日のこの日はちょっと特別なプログラムを用意しておりました。それは「介護施設」の見学です。

私がインドネシアとかかわるようになったのはのは、EPAで介護福祉士候補者・看護師候補者を受入れており、日本語学習者数が世界で2番目の国であると知った事がきっかけでした。

これから日本はいっそう少子高齢化が進み、これからもっと働き手が必要となるものの、人気が無い介護人材対策の手を打てていない、どうしていくのか…と考えるようになり、日本人だけで対応できなければ彼らの力を借りなければならない時が来るかもしれない、という答えを出した結果インドネシアへの留学を決めました。

一方、インドネシアはまだまだ若い国であり、日本のように介護施設や保険制度は整っていません。おじいちゃんやおばあちゃんのお世話ををするのは家族の役割です。少子高齢化という言葉や本に書かれている事を読むだけではなく、実際日本がどのような状況に置かれているかを見てもらいたい、というのが今回の施設見学の目的でした。

今回3つの施設を訪問させていただいたのですが、そのアレンジをお願いしたのが、株式会社介護コネクション代表の奥平幹也さんです。奥平さんはご自身が新聞奨学金で大学に進学できた経験と、介護の人材不足解消問題をかけあわせた、介護版の奨学制度「介護現場インターンシップ型自立支援プログラム『ミライ塾』」を運営されています。『100人の介護専門家より、1000人の介護経験者をつくる』という熱い想いを実践している方です。

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大学で学びたい事があるにもかかわらず学費の問題で進学できない若者と、人手不足の悩みを抱える介護事業者を繋ぐこの活動。お互いのニーズがマッチしており非常に素晴らしいと思います。アクティブに活動されているのを以前から知っていますので、非常に刺激を与えてくれる存在です。

板橋区内の駅で奥平さんと待ち合わせた後、この日最初に訪問したのが特別養護老人ホーム「マイライフ徳丸」様。理事・施設長でもある髙麗正道様に施設をご案内いただきました。

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施設内の掲示物ひとつひとつについて丁寧にご説明いただきました。入居者様に会いに来た家族や職員の皆様にとっても見える場所にいろいろ情報が掲載されていると安心できますね。

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ここだけ見ると老人ホーム?と思ってしまうなオシャレなスペースも設けられています。どうしても老人ホームと聞くとネガティブなイメージを持ってしまいますが、アイデア次第で明るく楽しい場にできるものなんですね。

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これほど様々な種類の車いすがあるのを初めて知り驚きました。車いすに対するニーズはいろいろなんですね。その他にも床に座ってしまう利用者様の為に特別に座れるものを準備されていたり、様々な面で入居者さまに対する配慮が伝わってきました。

続いて訪問したのが介護付有料老人ホーム「ニチイホーム板橋徳丸」様です。こちらでは、管理者の太田浩史様にご案内いただきました。

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外観を見ただけでは普通のマンションと同じようにしか見えませんね。

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施設の中に美容室のような一室があり、定期的に美容師の方が来て髪を切ってくれるそうです。その日は休みもないほど予約が入るそうですので、オシャレに気を遣っていらっしゃる入居者様が多いのかもしれないですね。

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個室の中はエアコンやクローゼットもついており、普通のワンルームとあまり変わりません、違うのはユニットバスがあるスペースがトイレが車椅子の人向けになっている事くらいでしょうか。設備を考えると普通のワンルームよりもむしろ豪華です。

ゲビさんだけではなく、ほとんど老人ホームを見た事がない私にとっても大変興味深い訪問となりました。5日目の内容は長くなりますので、5日目②へ続きます。

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