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外国人訪問介護解禁

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介護分野において新たな動きがあるようです。

<時事通信:2016年8月5日>
外国人の訪問介護、17年度から=人材不足緩和へ-厚労省

2017年4月より、EPA(経済連携協定)で来日した介護福祉士候補者で介護福祉士試験に合格した人については、訪問介護を行う事が可能になるようです。

EPA来日者かつ介護福祉士試験合格者となると対象となる人数はそれほど多くないでしょう。2025年に介護人材が約38万人不足すると試算されているわけですから、この規模感の緩和では人材不足解消策としては多くの効果は得られないでしょう。もちろん緩和する方向性は良いと思います。

常々思っておりますが、EPAによる介護福祉士受入国であるインドネシアには80万を超える日本語学習者がいて、約1万人が高等教育機関で日本語を学んでいます。

彼らは大学で日本語を学ぶだけでなく、日本人の事、日本の生活や文化についても学んでいます。専門性はありませんが、『日本』にとってはとてもありがたい存在なのは間違いありません。日本語は難しい言語だと思いますが、アルファベットが母語にもかかわらずこれほど多くの人が日本語を学んでいる。これは本当にありがたい事です。

しかし、経済成長著しいとはいえまだまだ経済格差は大きく、日本は彼らにとって遠い国、あこがれの存在です。そのような中無理をしてお金を工面して来日したものの、結果として不幸な思いをしてしまう人も増えています。

外国人を受け入れると犯罪が増えるという話はあり、その可能性は否定できません。しかし、そもそもその国が好きで、その国の言葉を勉強している人達が、夢を実現して日本に来たとしてわざわざ進んで犯罪を起こすとは考えにくいです。結果としてそうなったとしても、必ず何らかの事情があるはずで、それは受入側の日本にもあるのかもしれません。

これは約40の日本語学科や日本語教育学科のある大学の生徒や先生、個人的に活動している「すかSUKI」の活動等から至った考えです。時を経るほど背に腹は代えられない状況に近づいていきます。もどかしいほど遅いスピードではありますが、様々な面で外国人に対する受入れや理解は広がりつつあるようにも感じます。

よりポジティブな方向に進み、日本人にとってもインドネシア人を含む外国人にとっても良い形に至るよう、引き続きできる事に取り組んでいきたいと思います。

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